中古住宅の購入には物件価格に加えて諸費用がかかりますが、おおよその価格は想像できていますか?
いざ購入する時に「予想外の出費が…!」と慌てることがないように、ローン契約時にかかる諸費用とその他の諸費用を知っておきましょう。
でも「諸費用」と一言で言われても、そこには一体何が含まれているのか・・・気になりますよね。
モヤモヤしないためにも、知識をつけておきましょう。
【ローン契約時にかかる諸費用】
●契約書印紙代
金銭消費賃貸契約書に貼付する印紙代
●融資事務手数料
金融機関により内容がことなります
●住宅ローン保証料
信用保証会社に保証を委託する際に必要な費用
●抵当権設定登記費用
抵当権検定登記(司法司書などへの支払い費用が含まれています)
●団体信用生命保険料
団体信用生命保険の費用です
●火災保険料
ローン利用の場合、ご契約いただく保険です
●地震保険料(任意)
ご希望の方のみご契約いただく保険です
【その他必要になる諸費用】
●売買契約書印紙代
不動産売買契約書に貼付する印紙代
●リフォーム請負契約書印紙代
リフォーム請負契約書に貼付する印紙代
●管理費等精算金(マンションの場合)
管理費・修繕積立金など。当月分の費用を日割りで精算します
●不動産取得税
売買・贈与で不動産を取得した時、また新築・増築した時に都道府県が課税する地方税
●移転登記費用
所有者移転などを行うための費用(司法書士などへの報酬・登録免許税が含まれます)
●固定資産税、都市計画税など精算金
売主、買主それぞれが所有している日数に応じて固定資産税などを接分し、買主は売主に支払います
●仲介手数料
不動産会社を通して不動産の売買を行った場合に必要な手数料
意外と多い!と感じる方もいるのではないでしょうか。
おわりに
購入する物件によって違いはありますが、諸費用のおおよその目安は、物件価格の6~10%。
不動産会社や金融機関に、あらかじめ確認しておきましょう。
物件予算に諸費用分を入れていなかった… なんてことがないようにご注意を。