住宅ローンの承認がおりたら残代金の支払いを行い、いよいよ物件の引き渡しとなります。
残金決済時には、諸費用や複数の必要書類等がありますので、事前に用意しておきましょう。
残金と必要な書類の準備を
仲介業者から事前に必要書類や残金のお知らせがあります。
自己資金分も含めて、期日までに準備しておきましょう。
登録手続きは司法書士が代行
所有権移転などの各種登記手続きは司法書士が代行。
お渡しいただきました必要書類をもとに手続きを行い、後日司法書士から登記済書類が送付されます。
<残代金決済の流れ>
それでは残代金決済の簡単な流れをご説明します。
1.必要書類の確認
金融機関、登記、売買契約などの必要書類を司法書士が確認。
2.残代金の支払い
手付け金と内金を差し引いた不動産売買代金を全て支払います。
3.固定資産税等の精算
固定資産税・都市計画税・管理費などの負担金の清算を行います。
4.関係書類の受け取り
管理規約・建物付帯設備の保証書・取扱説明書などがある場合は、売主様から受け取ります。
5.鍵の受け取り
物件の鍵を受け取り、「不動産引渡確認証」に署名・捺印をいただきます。
6.諸費用の支払い
仲介手数料の残金や司法書士への報酬、登記にかかる諸費用などを支払います。
住宅ローンの融資を利用する、現金での支払いをする、いずれの場合も大きなお金が動きますので買主が融資を受ける銀行、買主の貯蓄のある銀行など買主指定の場所にて行うことが一般的。
所要時間はスムーズにいけば1時間程度。月末などの混みあう時期は2~3時間かかる場合もありますので当日は余裕を持ったスケジュールをたてておくことがおすすめです。
そしてこれで名義変更が終われば晴れて我が家に!いよいよリノベーション工事がスタートします。
残代金決済時に用意するもの
●残代金
●仲介手数料の残額
●固定資産税・都市計画税・管理費等の清算金
●登記費用
●司法書士への報酬
●印鑑(実印)
●印鑑証明書(抵当権設定時のみ)
●住民票(所有権移転登記用)
●リフォーム申込金(リフォーム代金の20%)
●ローン契約見積付印紙代
●保証事務手数料
●その他諸経費(保証料、火災保険料)
おわりに
残代金額をご用意しておくのはもちろんですが、登記のための司法書士への報酬なども必要となりますので、必要書類も含めてチェックしておきましょう。