住宅ローンの金利は、商品によって大きく変化します。
その違いをしっかりと把握してから契約しましょう。
また、返済方法にも種類があるので要チェックです。
<住宅ローンの種類について>
固定金利型ローン
借入申込時や契約時に、全返済期間の金利が決定するタイプ。
全返済期間の適用金利が一定のものと、返済途中(最初の10年間と11年目以降など)で金利が変化する2種類があります。
◎こんな方におすすめ!
・金利動向などのチェックが苦手
・途中で返済額が上昇すると困る
変動金利型ローン
市場金利の変動に伴って金利が上下するタイプのローン。
原則として半年に1度、短期プライムレートの変動に応じて適用金利が変わります。
返済金額は借り入れから5年間は一定で、この期間で生じた市場の金利変動による利息などの過不足金が生じた際は、6年目以降からの返済額(各5年間ごと)で調整されます。
◎こんな方におすすめ!
・借入額が少ない場合
・繰上返済でローン残高を早めに減らし、15年程度で完済できる場合
固定金利選択型
借り入れから一定期間は固定金利で、固定金利期間終了後に変動金利型に変わるものと、終了時に再選択した固定金利型(期間選択型を含む)になるものの2種類があります。
◎こんな方におすすめ!
・教育費などの負担がある間の金利変動リスクを避けたい場合
<返済についても知っておこう>
元利均等返済
全返済期間を通じて毎回の返済額が同じになるよう組まれたプラン。
当初の返済金に含まれている借入元金は少なく、利息がほとんどを占めていて、返済が進むに従って元金の返済が増え、利息部分が減っていきます。
元金均等返済
全返済期間を通じて借入元金の返済額が同じになるように組まれたプラン。
利息が多くかかる当初の毎回返済額は多くなるかわりに、返済が進むにつれて毎回返済額は減少していき、元利均等返済と比べて総支払額は少なく済みます。
おわりに
住宅ローンは、商品によって金利の変動や返済方法が様々ですので、ご自身にあったものを選ぶようにしましょう。