リノベーションを検討中の方へ床材の選び方や特徴について紹介します!
2022.10.10インテリア・こだわり床材には多くの種類があり、それぞれ特徴がありますので、どのように選べば良いか悩んでしまいますよね。
床材の種類ごとの特徴を把握しておきたいところです。
そこで今回の記事では、床材の特徴と床材の選び方についてご紹介します。
それぞれの場所で適した床材を検討するためにも、ぜひ最後までご覧ください。
床材の特徴について
ここでは、床材の特徴について種類ごとにご紹介します。
木材
まずは、木材です。
合板フローリングと無垢フローリングの2種類があります。
合板フローリング
合板フローリングは、二層以上になっています。
複合フローリングやカラーフローリングといった呼ばれ方もします。
合板をベースとして薄く表面材を貼ったものが多く、薄くカットしてあったり、木目調のプリントがされたものがあったりします。
プリントされているものは偽物っぽくなるのでは、と懸念に感じられている方でも問題ありません。
近年の印刷技術は発達していますので、まるで本物のように感じられるでしょう。
無垢フローリング
無垢フローリングは、一つの層であるため、単層フローリングとも呼ばれます。
杉やヒノキ、松、パイン、オーク、ブナ、チークといった素材が利用されています。
経年劣化による色合いや木目の変化を楽しめるでしょう。
また、部屋の湿度を調整してくれる調湿作用もあります。
タイル
次に、タイルです。
タイルは硬い素材ですので、家の中よりも玄関や土間に適しているでしょう。
素足では歩かないスペースに使われることが多いです。
畳
次に、畳です。
柔らかく、寝転んでも痛くない素材です。
い草が使用されていますので、落ち着くという方も多いでしょう。
カーペット
次に、カーペットです。
カーペットは、ふかふかとした感触です。
保湿性も高いですので、小さいなお子様や足腰が弱いご高齢の方がいらっしゃるご家庭におすすめです。
クッションフロア
最後に、クッションフロアです。
防水性が高いので汚れを落としやすいです。
床材の選び方について
ここまでは、床材の種類ごとに特徴をご紹介しました。
多くの種類があることをご理解していただけたと思いますが、どのように選べば良いか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ここからは床材の選び方をご紹介します。
環境に合わせて選ぶ
前章でもご紹介したように、それぞれの床材には特徴があり、場所ごとで使い分けると良いでしょう。
リビングではカーペットやフローリングがおすすめです。
家の中でも、リビングが住まいの中心となりますよね。
そのため、ゆっくりとくつろげる空間にすると安心できるでしょう。
カーペットやフローリングであれば、そのような空間を実現できます。
水まわりではフローリングやクッションフロアがおすすめです。
トイレや洗面所といった場所では、水はねに強く、耐久性のある床材を選ぶと良いでしょう。
ただし、無垢材を用いると黒いシミや水垢が生じてしまう恐れがありますので注意しましょう。
ペットと暮らすのであれば、アンモニア汚れに強い床材がおすすめです。
汚れが染みにくいものや消臭効果がある床材もありますので検討してみましょう。
貼り方に合わせて選ぶ
もしご自身でできる範囲をリノベーションするのであれば、貼り方に合わせて床材を選んでみましょう。
ご自身で貼るのであれば、部分貼りに最適なシートタイプの床材がおすすめです。
通常のフローリング素材は12~15ミリメートルですが、シートタイプの床材は1.5~5ミリメートルです。
このようにとても薄い作りになっていますので、ハサミやカッターで切りやすくなっています。
原状回復を見据えるのであれば、はめ込み式床材がおすすめです。
上からシートに合わせてはめ込むだけですので、誰でも簡単にリノベーションできます。
賃貸にお住まいの方でもチャレンジしやすいですね。
材質に合わせて選ぶ
触り心地や色といった、床材の材質で選ぶのも一つの手です。
温もりのある暖かい部屋にしたいという場合は、天然木床材がおすすめです。
天然木床材は、温もりを感じられるからです。
自然素材ですし、大きさや色合いも一つずつ異なります。
ご自身のお気に入りのものを選んでみましょう。
小さなお子様がいらっしゃる場合は、クッション製の床材がおすすめです。
クッション性は、耐久性に優れて汚れが付きにくいという特徴があるため、お手入れしやすいからです。
掃除を多くする場所においては、タイルがおすすめです。
タイルは水拭き等のお手入れがしやすいですので、汚れやすく水拭き等を頻繁にする場所ではおすすめです。
日本では玄関に使われることが一般的ですが、海外でも家全体に利用されています。
おわりに
今回は、床材の特徴と床材の選び方についてご紹介しました。
床材には、木材、タイル、畳、カーペット、クッションフロアがあります。
これらの特徴を把握した上で、環境・貼り方・材質に合わせて選んでみると良いでしょう。
何かご質問や疑問点等がございましたらお気軽にお問合せください。
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