リノベーションでおしゃれな「ロフト」を作る!
2021.05.13インテリア・こだわり
リノベーションで憧れの「ロフト」を作ることができるというのをご存知でしょうか?
今回は、そんなリノベーションによってロフトを作る際のメリットや注意点をご紹介していきます。
リノベーションで作れる「ロフト」とは?
「ロフト」とは床から天井にかけての「高さ」があり、空きスペースとして使用可能な天井近くに作れる空間を意味します。
屋根裏空間を活用するということでもあるため、「屋根裏部屋」と同じように捉えられていることも多いです。
建築基準法の基準に沿って見てみると、「換気・採光」といった基準を満たしていないため、「居室」としてはあまり扱われていないのです。
また1住宅内で2つの部屋が上下に連続している設計が取られる場合、上の部屋部分を「ロフト」と呼ばれることがあります。
「天井が低い空間」であるロフトは収納スペースとしての利用されることがほとんどですが、書斎・子ども部屋などに使われる例も増えてきています。
リノベーションでロフトを作るメリット
リノベーションでロフトを作るメリットについてご紹介していきます。
空間を有効活用できる
ロフトを作ることによって、空間を有効に使うことができます。
ロフトを作っていれば子ども部屋が足りないという場合でも、ロフトを利用することで部屋をもう一つ増やすことができます。
またロフト下は容量が大きいことが多く収納スペースとしても利用可能なため、部屋をすっきりとした空間にすることができるでしょう。
また子ども部屋としてロフトを利用する場合、リビングに作るのが良いでしょう。
子ども部屋がリビングの上にあると両親の目が届く範囲にいるため安心できるうえ、家族間のコミュニケーションも円滑なものにすることができます。
間取りを変更せずに部屋数を増やせる
間取りを変更せずに部屋数を増やすことができるというのもメリットになります。
間取り変更ともなると工事が大掛かりになってしまい、時間・手間・費用も多くなります。
ロフトは間取り変更ではないため、工事もそこまで大掛かりなものにはなりません。
間取りを変更して居室を作らずとも部屋数を増やすことができるため、「間取りはこのままで部屋を作りたい」という方にはぴったりだと言えます。
ロフトを作る際の注意点について
ロフトを作る際の注意点をご紹介します。
法律上で決められた「高さ・面積」を守る
ロフトの高さ・面積は法律で定められており、これを知らずにいると設計計画をし直さなければならないことになるのです。
ロフトの高さに関しては法律上で「天井までの高さは1.4m以下」、ロフトの面積に関しては「ロフト下面積の半分以下」と定められています。
リノベーションでロフトを作る際は、この法律上のルールをしっかりと把握したうえで守るようにしましょう。
ロフトの用途をきちんと考えておく
「とりあえず憧れのロフトを作ってみたい」といった勢いでロフトを作ってしまうと、「実際に住み始めた時に使い道が分からなくなった…」ということにもなり兼ねません。
リノベーションでロフトを作るのであれば、事前に「ロフトの用途」に関してもきちんと考えておく必要があります。
収納スペースとして利用するのであれば「どんなものを収納するか」、子どもの部屋として利用するのであれば「子どもがどんな風に過ごせるような空間にするか」といった細かい設定まで考えておくと、作った後にもきちんと使いこなすことができます。
おわりに
今回は、リノベーションによってロフトを作る際のメリットや注意点をご紹介しました。
リノベーションでロフトを作れば、間取りを変更せずに部屋を増やすことができるうえ、空間を有効活用することができます。
また、ロフトを作る際には使用用途をきちんと考え、法律で定められた高さ・面積をしっかりと守りながら設計するようにしてください。
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