実家をより住みやすい家にリノベーションしようとお考えの方も多いのではないでしょうか?

長年住んだ馴染みのある実家であるからこそ、建て替えを行うのではなく、

リノベーションによって新しい住まいに生まれ変わらせたいと考える方も少なくありません。

今回は、実家をリノベーションしてより暮らしやすい家にする内容についてご紹介していきます。

 

 

【実家をリノベーション】両親のためバリアフリーにするのが◎

今後も両親が実家で暮らしていくことが決まっている場合、将来的なことを考えてバリアフリー仕様にリノベーションすることをおすすめします。

その際には両親の老後の生活に関して、誰がどういったように支えていくのかをしっかりと考えてリノベーションをするようにしましょう。

高齢者による事故を細かく見ていくと、そのほとんどが家の中で起きている出来事であることが分かります。

「階段や玄関の段差、部屋間の仕切りなどに足をとられてしまう」「トイレや浴槽でかがんだり上半身を起こしたりといった動きをすることで身体のバランスが崩れてしまう」などが原因となり転倒事故につながってしまうことがあるのです。

そのような転倒が起きやすい場所にスロープ・手すりを設置するといったバリアフリーなリノベーションを行うことによって、事故を未然に防ぐことができます。

 

介護が必要な場合は?

介護が必要な場合、介護者が動きやすいようにトイレ・洗面所・脱衣所の面積を広く取るようにすることがおすすめです。

居間がトイレから遠い位置にある場合は、近くに移動させるように検討しましょう。

車椅子での移動を行う際は、玄関から寝室までの動線がスムーズなものになるようリノベーションする必要があります。

生活スタイルと両親の気持ちを尊重しながら、細かな部分まで綿密にイメージを膨らませておきましょう。

 

 

 

 

実家をリノベーションする際の注意点

実家をリノベーションする際の注意点についてご紹介していきます。

 

実家建物の状態を調査しておく

築年数がある程度経過している実家の場合は、リノベーションを依頼する前に必ず建物の状態を調査してもらうようにしましょう。

その理由としては、建物の状態により施工に対する金額が大きく変動することがあるためです。

とくに築年数がかなり経過していると一見何も問題が無いように見えても、建物の構造内部でシロアリが住み着いていたり、柱が腐食していたりと劣化が進んでいることもあります。

解体を行った時にそのような劣化が見つかると見積もりの金額も追加されるため、思わぬ出費が増える可能性があります。

実家リノベーションの見積もり前に建物の現地調査を行ってくれるリノベーション会社に依頼すれば、そのような追加金額が発生するリスクも軽減できるでしょう。

 

不要になったものは捨てる

長期的に実家に住み続けている場合、どうしても物が溜まりやすくなってしまい、気が付けばたくさんの物で溢れていたということがあります。

とりあえずという形でいろんな物を捨てずに残しておくと、家の空間がどんどん狭くなってしまいます。

リノベーション前に不要になったものを一斉に処分してしまえば、その分広い住居空間を確保することができます。

リノベーションによって間取りを新しいものにする場合、リノベーションのプランを検討する前に物が溜まった空間を整理するということを心がけておきましょう。

 

 

おわりに

今回は、実家をリノベーションしてより暮らしやすい家にする内容についてご紹介しました。

実家のリノベーションを行う際、両親が今後も実家で住み続けるのかを話し合ったうえで適切なリノベーションを行うようにしてください。

老後のことを考え実家をバリアフリー化すれば長く住み続けられるうえ、両親の安全も確保することができるため、そのメリットは大きいと言えるでしょう。

 

 

 

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