マンションリノベーションの断熱をお考えの方に断熱方法をご紹介します!
2022.10.24インテリア・こだわりマンションにお住まいの方で、断熱性を高めたいとお考えの方もいらっしゃると思います。
断熱性を高めて、夏は涼しく、冬は暖かく過ごしたいですよね。
そこで今回は、マンションにお住まいの方に断熱リノベーションの方法と箇所ごとの断熱リノベーションの方法についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□断熱材を入れる方法について
マンションに住んでいても、断熱リノベーションが可能なのだろうか、と思われる方も多いでしょう。
結論、マンションに住んでいても断熱リノベーションは可能です。
マンションの断熱リノベーションをするのであれば、室内側からのリノベーションが考えられます。
部屋の壁や床をはがして断熱材を入れるという方法であれば、比較的簡単にリノベーションを行えます。
この断熱材を入れる方法には、大きく2種類あります。
ここからは、その2種類について解説します。
乾式断熱
1種類目は、乾式断熱です。
こちらは、木材を固定して作った下地の間に、発泡スチロール状になった断熱板をはめ込むという方法です。
乾式断熱のメリットは、比較的簡単にリノベーションを行えて、費用を抑えられるという点です。
断熱材の種類も豊富ですので、予算と相談しながら断熱性能を洗濯できます。
しかし、断熱材が板状ですので、複雑な形状の場所には取り入れられません。
また、断熱材と断熱材の間に隙間が生じてしまうことも懸念点として挙げられるでしょう。
最近ではその欠点を補うためにはめ込んだ断熱材の上に断熱材を貼り、その上から仕上げるという方法が一般的になっています。
湿式断熱
2種類目は、湿式断熱です。
乾式と同様に木材で下地を作った後に、その中に泡状の断熱材を吹き付けます。
泡状ですので、乾式断熱とは異なり、複雑な形状においても可能となります。
隙間ができることもありませんので、気密性も高くできるでしょう。
しかし、こちらは施工の難易度が高いので、専門業者しか取り扱えないという点と、8階以上のマンションにおいては施工不可という点が懸念点として挙げられます。
断熱材の泡はホースで送り込まれますが、8階以上ですと圧送できなくなってしまうからです。
以上、断熱材を入れる方法には、乾式断熱と湿式断熱の2種類が挙げられました。
これらの種類があることを把握していただけると幸いです。
□箇所ごとの断熱リノベーションの方法について
断熱リノベーションを施工する箇所によって方法が異なります。
ここからは、壁と床、窓とドアに分けて断熱リノベーションの方法を解説します。
*壁と床
室内の壁や床に断熱材を入れて断熱リノベーションを行います。
ここで行われる施工方法は、前章でご紹介した乾式断熱と湿式断熱です。
どちらの施工方法にするかを検討しましょう。
*窓とドア
窓やドアは、壁や床以外にも熱が出入りしやすい箇所となっています。
窓やドアにも断熱材を使用することで、より断熱性を高められます。
まずは窓です。
窓の断熱には、3つの方法が挙げられます。
窓ガラスを交換
1つ目は、窓ガラスを交換することです。
1枚の板ガラスから、2枚以上のガラスを合わせた複層ガラスに交換することで、断熱性を高められます。
複層ガラスであれば、冬場に室内側のガラスが外気に冷やされにくくなりますので、結論を防げるでしょう。
さらに、3枚になっているガラスや中間層にガスが入っているガラスであれば、より断熱性を高められるでしょう。
サッシを交換
2つ目は、サッシを交換することです。
窓ガラスだけではなくサッシからも熱が出入りしますので、熱が伝わりにくいという特徴のある木製や樹脂製のサッシに交換しましょう。
ただし、大きさの問題でサッシを交換できないという場合もあります。
内窓の設置
3つ目は、内窓の設置です。
既存の窓とサッシはそのままにして、新しくサッシを取り付けて内窓を設置するという方法です。
窓が二重となりますので、断熱性を高められるでしょう。
サッシの交換ができないという場合に検討してみてください。
ドア
次にドアです。
玄関のドアを、既存のドアからより断熱性の高い素材のドアに交換することで、断熱性を高められるでしょう。
ただし、マンションの場合は、勝手に交換できないことがほとんどです。
また、古いドアの場合、枠との間に隙間が生じることで断熱性が低くなっていること上がりますので、内側から二重の枠を設置するという方法も検討してみると良いでしょう。
おわりに
以上、箇所ごとの断熱リノベーションの方法でした。
箇所ごとで方法は異なりますので、箇所に適した方法を検討して断熱性を高めてみてはいかがでしょうか。
今回は、マンションにお住まいの方に断熱リノベーションの方法と箇所ごとの断熱リノベーションの方法についてご紹介しました。
マンションの場合は、室内側から断熱リノベーションを行うことになります。
断熱性を高めるためのリノベーションをお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。
全力でサポートさせていただきます。
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