3人家族におすすめの間取りは3LDK?間取りの使い方もご紹介
2022.07.01暮らし「3人家族の場合には3LDKでよいのだろうか」
「部屋割りはどうしたらよいか」
このようないお悩みをお持ちの方は少なくありません。
家を購入する際や間取りを考えるときは、家族のライフスタイルや将来の変化を予測しながら決めることが大切です。
とくに子どもが成長するにつれて生活スタイルも変化し、部屋数や使い方に悩む場面が出てきます。
そのような場合に、間取りを柔軟にアレンジできることは大きな利点となるでしょう。
本記事では、3人家族におすすめの間取りの使い方と、間取りを決める際のポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
3人家族なら何LDK?間取りの使い方をご紹介!
ここでは、3人家族が1LDK、2LDK、3LDK、4LDK、5LDKのそれぞれに住む場合の間取りの使い方を紹介します。
間取り選びでは、家族のライフスタイルや将来の計画をしっかりと反映させることが大切です。
ご自分がどのような暮らしをしたいのか、イメージしながら考えてみてください。
1LDK
1LDKは、一人暮らしの方や同棲をしているカップルに人気です。
一番のメリットは、掃除や移動の負担が少ないことでしょう。
また、お子さんが小さいうちは子ども部屋を必要ありませんし、寝室も夫婦と同室の方が安心でしょう。
ただし、長期的に暮らす場所としては不向きと言えます。
2LDK
2LDKの間取りは、2部屋とリビング、ダイニング、キッチンで構成されます。
この場合におすすめなのは、2つある部屋をお子さんが小さいうちは2つの寝室として使ったり、書斎や収納部屋として使ったりして、お子さんが成長したときに1部屋を子ども部屋に切り替えるといった使い方です。
長期的に考えても、部屋を余すことなく有効活用できるという点で人気です。
3LDK
3人家族の場合、3LDKを選ばれる方は多いです。
メリットとしては、将来的に子どもが増えても部屋が足りることと、プライベートな空間を十分に確保できることでしょう。
3部屋とリビング、ダイニング、キッチンという構成の間取りのため、3部屋はすべて洋室にするケースと1室を和室にするケースがあります。
さらに3LDKの間取りでは、リビングとダイニングを広めに取ることで、家族全員が集まる場所として快適に過ごせる空間を作ることができます。
子どもが成長しても家全体にゆとりを持たせることができるため、長く住むことを考えると非常に理想的な間取りだと言えるでしょう。
また3LDKの間取りにすることで、各部屋に十分な収納スペースを設けることが可能となります。
収納力が高いと家全体がすっきりと片付き、快適な暮らしが実現できるでしょう。
とくにリビングやダイニングに収納を追加できると、家族が多くても物が散らかりにくく、心地よい空間を保つことができます。
2LDKよりもゆとりのある家を希望される方にはおすすめです。
4LDK
戸建て住宅の建築をお考えの方に一番支持されているのが、4LDKです。
夫婦それぞれの部屋が欲しい方や、2人目以降のお子さまをお考えの方に最適でしょう。
また、和室や書斎等の趣味の部屋や客間が欲しい方や、ものが多く収納部屋を確保したい方にも選ばれます。
そのため洋室3部屋+和室1部屋で4部屋のパターンの方が多いです。
4LDKは家族全員のプライバシーを確保できるだけでなく、趣味や仕事に使える部屋を作りやすい間取りであると言えます。
たとえば夫婦それぞれに書斎を設けたり、子ども部屋を2つに分けて使ったりすることも可能です。
また来客用の部屋も確保できるため、急な来客にも対応しやすくなります。
5LDK
5LDKを選ぶ方に多いのが、ご両親との同居を見越しているケースです。
部屋数が多いため、ご両親と同居するまでの期間にも部屋の活用の自由度が高いのがポイントです。
お子さんが小さいうちは部屋が余ってしまいもったいなく感じてしまうかもしれませんが、のちのちリノベーションする場合と比べると費用が抑えられる可能性があります。
また5LDKの間取りでは、将来的に家族が増えた場合や、子どもが成長した後に個別の部屋が必要になったときにも対応できる柔軟性があります。
たとえば、子どもの成長に合わせて部屋を仕切ったり、書斎や趣味の部屋を作ったりすることで、家の機能性をより高めることも可能です。
さらに、来客時にも大人数を収容できるスペースが確保できるため、親戚や友人が訪れた際にも便利です。
余裕を持った部屋数は生活の質を向上させ、家族全員が快適に過ごせる環境作りにつながることでしょう。
今回は1LDK、2LDK、3LDK、4LDK、5LDKのそれぞれの特徴をお伝えしました。
それぞれメリットとデメリット、向いてる家族構成やライフスタイルがあるため、広い視野で検討していくことをおすすめします。
部屋割りや間取りを決める際のポイントをご紹介!
続いては、実際に部屋割りや間取りを決める際のポイントを次の3つの観点に分けて紹介していきます。
・夫婦の寝室について
・子ども部屋について
・荷物の量や来客について
夫婦の寝室
まず、夫婦の寝室についてです。
夫婦の寝室は1部屋にまとめるか、それぞれの個室を設けるかは、夫婦のライフスタイルに合わせて決めるようにしましょう。
お互いのプライベートスペースを確保したい場合は、2LDK以上の間取りがおすすめです。1SLDKを選ぶことで、サービスルームとして活用できる部屋を作り、収納スペースとして活用することも可能です。
また、寝室には静かな環境を作るため、防音対策を考慮することも重要です。
とくに都心部では音が気になることもあるため、壁や窓の防音性を考慮した間取り設計が求められることもあります。
子ども部屋
次に、子ども部屋についてです。
子ども部屋の間取りを考える際には、2つのポイントを考慮しましょう。
子ども部屋は子どもの成長に合わせて変化させることが大切です。
小さいうちは家族全員が同じ部屋で過ごすことも可能ですが、大きくなると子どもにもプライバシーが必要になってきます。
そのため、最初はリビング近くに子どもの勉強スペースを設けるというのも一つの方法です。
子ども部屋が必要な期間
1つ目は、子ども部屋が必要な期間です。
子ども部屋を用意するのは、お子さんが小学校高学年になったあたりが一般的です。
そして独り立ちするのが高校卒業か大学卒業のタイミングだとした場合、10年程度の間に子ども部屋が必要になるでしょう。
ただし、子ども部屋の必要性は子どもの性格やライフスタイルにも左右されるものです。
兄弟姉妹が仲良く過ごせる場合は同じ部屋を共有することもありますが、プライバシーを大切にしたい場合は早めに個別の部屋が必要になることもあるでしょう。
新たに子どもを設ける可能性
2つ目は、新たに子どもを設ける可能性があるかです。
同じ3人家族でも、今後兄弟姉妹が増える可能性があるか否かで適切な間取りは異なります。
お子さんが小さいうちは、兄弟が同じ子ども部屋でも良いですが、大きくなってからはそうもいかないでしょう。
新たに子どもを設ける可能性があるなら、それを考慮して2LDK以上の間取りを選択するのもおすすめです。
今後兄弟姉妹が増えることを見越して部屋数を多めに確保しておくことで、将来的に家族全員が快適に過ごせる空間を作ることができるでしょう。
荷物の量や来客について
最後に、荷物の量や来客についてです。
荷物が多い、来客が多いご家庭は部屋も多い方が良いでしょう。
部屋数が多いと、収納スペースがなくて困る、ご両親が来たときに泊める部屋がなくて困るということもありません。
また家族全員が使う物の収納スペースをしっかり確保することは、家全体の使い勝手を良くすることにつながります。
収納の工夫としては、ウォークインクローゼットや収納スペースの配置を考慮することが効果的です。
収納の面では、収納専用の部屋を設けることも非常に有効です。
オープンな収納ではなく見せない収納を取り入れることで、家の中が散らかることなく、常にきれいな状態を保ちやすくなりますよ。
おわりに
本記事では、3人家族で住む場合には何LDKが良いのかと、間取りを決める際のポイントをお伝えしました。
家族の成長に合わせて変化できる間取りや、将来の生活を見据えた空間作りが重要です。
ぜひ参考にして、後悔のない家づくりにお役立てください。
また、家づくりをする際には専門家のアドバイスを受けることで、より具体的なプランを立てることができます。
マイホームをお考えの方には、家づくりの自由度が高い中古住宅のリノベーションがおすすめです。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にご相談ください。


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