ウォークスルークローゼットの代表的な間取りをご紹介します!

「ウォークスルークローゼットの魅力をもっと知りたいな」
「代表的なウォークスルークローゼットの間取りを教えて欲しい」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ウォークスルークローゼットの代表的な間取りについてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

 

ウォークスルークローゼットについて解説!

ウォークスルークローゼットは、最近よく耳にするという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ウォークスルークローゼットについて詳しく解説します。

人が通り抜けできるタイプのクローゼットのことをウォークスルークローゼットと言います。
出入り口が2つあり、それぞれが別の空間につながっています。
回遊性を高めたり動きやすさを重視したりするため、扉を設置しないことが多いです。

では、ウォークスルークローゼットとウォークインクローゼットは何が違うのでしょうか。
両者に共通していることは、どちらも人が入れるタイプであるということです。
大きな違いとしては、ウォークインクローゼットは収納専用であるのに対して、ウォークスルークローゼットは部屋と部屋を繋いでいるので通り抜けができることです。

住まいの空間が狭いけれどクローゼットを設けたい場合は、ウォークスルーであれば動線を考慮しながら収納も設けられるので、とても便利になります。

次は、メリットや注意点について見ていきましょう。

 

メリット

 

家事がスムーズ

1つ目は、家事がスムーズに行えるようになることです。
動線を考慮して設置することにより、手間や時間を省き家事の効率がアップするでしょう。

 

採光や通風

2つ目は、採光や通風を確保しやすいことです。
日本の住まいにおいて、壁で空間が仕切られていることが多いので、部屋の奥まで光が届きにくく、また通気性も悪くなります。
このような環境ですと、大切な衣類にカビが生えてしまうこともありますよね。
ウォークスルークローゼットを設置することにより採光や通風を確保しやすいので、このような問題を防げます。

 

まとめて収納

3つ目は、まとめて収納できることです。
1箇所にまとめて収納できますので、服やかばんを探す手間も省けますし、洗濯物の片付けも楽になります。

 

注意点

注意点は以下の3つです。

 

移動スペースを十分に確保

1つ目は、移動スペースを十分に確保することです。
十分な移動スペースがないと、とても動きにくくなります。
そのため、収納スペースだけでなく、移動できるスペースも十分に確保しましょう。

 

家事動線を考慮して配置

2つ目は、家事動線を考慮してから配置することです。
家事効率をアップさせるためにも、配置する前に家事動線を考慮することが必要です。

 

設置する場所にも配慮

3つ目は、設置する場所にも配慮することです。
浴室や洗面所の近くに設置してしまうと、ウォークスルークローゼットに収納した衣類が湿気による影響を受けてしまう恐れがあります。
カビが生えてしまうことを防ぐためにも、十分に湿気対策を行いましょう。

以上が、メリットと注意点でした。
特に注意点に関しては意識しておくと良いでしょう。

 

ウォークスルークローゼットの代表的な間取りは?

では、ウォークスルークローゼットにはどのような間取りがあるのでしょうか。
代表的な間取りを見ていきましょう。

 

I型のウォークスルークローゼット

まずはI型のウォークスルークローゼットです。
I型は収納面が通路の片側にのみ配置されているタイプなので、広いスペースがなくても取り入れやすいです。
ただし、収納量が少なくなる恐れがありますので、どれくらいを収納したいかをよく検討する必要があります。

 

Ⅱ型のウォークスルークローゼット

Ⅱ型のウォークスルークローゼットは、通路の両側に収納スペースを配置するので、ある程度広さを確保する必要が出てきます。
そのため、I型のウォークスルークローゼットよりも収納力はアップするでしょう。
おしゃれにディスプレイをすることにより、インテリアにもなるでしょう。

 

L型のウォークスルークローゼット

L型のウォークスルークローゼットは、角に沿ってL字になっているタイプのクローゼットです。
L型は2面の収納を確保できますので、収納量も増えるでしょう。
洋服の分類もしやすくなり、とても使い勝手は良くなります。
部屋同士を行き来する際に、L字の通路を通りながら洋服を選べて、効率がアップします。

 

U型のウォークスルークローゼット

U型のウォークスルークローゼットは、U字のように曲がるタイプです。
少し動線が複雑になるかもしれませんが、U型であれば3面の収納面を設けられるので、抜群の収納力をほこるでしょう。

 

おわりに

今回は、ウォークスルークローゼットの代表的な間取りについてご紹介しました。
I型、Ⅱ型、L型、U型の間取りがあります。
ご家族に適した間取りはどれかを考えて、使いやすいウォークスルークローゼットにできると良いですね。
何かご質問や疑問点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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