アイランドキッチンの選び方やメリットについてご紹介！

2022.09.10リノベーション

 

キッチンは、多くの種類があるので悩まれる方も多くいらっしゃると思います。
適したキッチンを選ぶためには、どのようなことを意識するべきなのでしょうか。
本記事では、キッチンの種類についてと、キッチンを選ぶポイントをご紹介します。
特に大きなメリットのあるアイランドキッチンに着目していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

キッチンの種類について

キッチンの種類は、大きく分けて3種類あります。
アイランドキッチンは、システムキッチンのオープンキッチンに分類されます。
1つずつ見ていきましょう。

 

ミニキッチン

1種類目は、ミニキッチンです。
コンパクトサイズのキッチンなので、場所を選びません。
大きさが90センチメートルのものからあるので設置しやすいでしょう。

 

セクショナルキッチン

2種類目は、セクショナルキッチンです。
セパレートキッチンともいい、コンロ台やシンクが分かれています。
据え置きのコンロを使用しますので、簡単にコンロの交換ができます。

 

システムキッチン

3種類目は、システムキッチンです。
最も効き馴染みのあるキッチンではないでしょうか。
作業板をシンクなどの部材の上に乗せるので、継ぎ目がありません。
選べる機能や質感、色が多岐に渡っていることが特徴です。

システムキッチンは、対面式キッチンと対面ではないクローズドキッチンに分けられます
では、それぞれ見ていきましょう。

 

対面キッチン

対面キッチンは、オープンキッチンとセミオープンキッチンに分けられます。

オープンキッチンは、お部屋の一部としてのキッチンとなっています。
リビングに溶け込むような作りですので、夫婦で分担したい方や、家族で楽しく料理がしたい方におすすめです。
一つの空間として広く見せられるので、家族の料理への関心を高めるきっかけにもなるでしょう。

オープンキッチンは、さらにアイランドキッチンとペニンシュラキッチンに分けられます。
アイランドキッチンは、壁に接しない独立したキッチンですので、ご家族と顔を合わせながら料理することが可能です。
ペニンシュラキッチンは、キッチンの左右どちらかが壁に接しているタイプです。

セミオープンキッチンは、リビングとキッチンとの空間を分けるキッチンです。
ご自身のペースでゆっくりと料理をしたいという方におすすめです。

セミオープンキッチンは、さらにI型キッチンとL型キッチンに分けられます。
I型キッチンは、壁付のキッチンや造作壁を利用して対面キッチンにするなど、多くのニーズに合わせることができます。
L型キッチンは、シンクと加熱機器の距離が離れていて作業スペースを広く取れるので、料理に専念したい方に適しているでしょう。

 

対面でないキッチン

次に、対面ではないキッチンは、独立キッチンと壁付キッチンに分けられます。

独立キッチンは、リビングと離れたところにあるので、リビングにいらっしゃるお客様から汚れが見えることはありません。
壁付キッチンは、壁に面しており採光・通風に長けているので、気持ち良い空間を実現できるでしょう。

以上が、キッチンの種類でした。
沢山の種類がありますが、ご家族と顔を合わせながら料理できるアイランドキッチンはとても魅力的ですね。

 

キッチンを選ぶポイントとは？

では、どのようにしてキッチンを選べば良いのでしょうか。
ここでは、キッチンを選ぶポイントをご紹介します。

 

おしゃれ

1つ目は、おしゃれさです。
アイランドキッチンは、スタイリッシュでおしゃれな印象がありますよね。
料理スタジオのような雰囲気を実現できるなど、おしゃれにできるかに着目してみましょう。

 

開放感

2つ目は、開放感です。
開放感を重視するのであれば、アイランドキッチンやペニンシュラキッチン等のような解放感抜群のタイプにすると良いでしょう。

 

利便性

3つ目は、利便性です。
収納スペースを多く取れるキッチンは、壁付キッチンになります。
壁面をフルに活用して、収納棚を設置でき、多くの調理器具を収納できます。

 

視界

4つ目は、キッチンからの視界です。
部屋全体を見渡せるのは、アイランドキッチンになります。
お子様の様子を見守りながら料理をしたいという方はこの点を重視すると良いでしょう。

 

広さ

5つ目は、広さの条件です。
そのキッチンがどれくらいの広さを必要として、キッチンにどれくらいの広さを確保できるかを検討すると良いでしょう。

 

価格

6つ目は、価格です。
キッチンの種類や換気扇、収納の取り方によっても価格は異なります。
最も価格が安いのは、壁付キッチンです。
セパレートキッチンやL型キッチンは、面積が広くなる分価格も高くなるでしょう。

以上が、キッチンを選ぶポイントでした。
これらのポイントを意識して、ご自身に適したキッチンを選ぶことをおすすめします。

 

アイランドキッチンにするメリット

リノベーションでアイランドキッチンにするメリットをご紹介します。

左右どちらからでも出入りできる

キッチンの両端が壁についておらず通路になっていることから、左右どちらからでも出入りが可能になります。
キッチン周辺の作業動線に限らず、ほかの家事を並行して行うという場合にも使い勝手の良いレイアウトだと言えます。

 

家族ともコミュニケーションが取りやすい

アイランドキッチンは対面式のキッチン構造であるため開放感があり、リビング・ダイニングを見渡せるため、家族とコミュニケーションをとりながら調理を行うことができます。
子どもが宿題をしていたり、遊んでいたりする様子を見ながら調理・後片付けができるので、とくにファミリー世代からの人気を集めています。

 

大勢でも作業ができる

アイランドキッチンは壁に接していない分、キッチン周辺にも人が集まりやすくなっています。
家族と料理を楽しんだり、友人を家に呼んでホームパーティーを楽しんだりといったような、複数人が行き来する場面でもキッチンを快適に使うことができます。

 

部屋がスタイリッシュな空間に

アイランドキッチンは壁から離れてているため、キッチン自体がインテリアの中心になるのです。
そのため部屋がスタイリッシュな空間となり、洗練された印象を与えることができます。
「見せる収納を楽しみたい」という方にもおすすめなキッチン構造だと言えます。

 

常に見られる構造のため片付けの意識が生まれる

アイランドキッチンは開放感のあるキッチンだと言えますが、言い換えるとキッチン全体がすべて見えてしまうということでもあります。
それを逆手にとると、「常に見られているから綺麗に片付けておこう」という意識が生まれやすいキッチンでもあります。
キッチンは「見えない場所だから多少散らかっていても良いか」と思ってしまいがちな場所ですが、見られているという意識があることで綺麗にしておこうと思うようになるのです。キッチンが綺麗に片付けられていることで、部屋全体もすっきりとした印象になるでしょう。
また調理器具や台所用洗剤など常にキッチンに置いておくものは、見た目やデザインにこだわってみるというのもおすすめです。

 

アイランドキッチンの注意点

リノベーションでアイランドキッチンにする際の注意点をいくつかご紹介します。

 

広いスペースを確保する必要がある

アイランドキッチンは両端に通路を要することから、広いスペースを確保しなければなりません。
無理してアイランドキッチンを作ってしまうと、リビングやダイニングのスペースが狭まり、かえって使いづらい空間になってしまうこともあるため注意しなければなりません。
必ずスペースに余裕がある状態でアイランドキッチンを検討するようにしてください。

 

油はね・水はねの汚れやニオイがリビング・ダイニングに広がりやすい

遮る壁が無いことから、リビング・ダイニングの方まで油はね・水はねや煙によるニオイなどが広がってしまいやすいという問題があります。
掃除をこまめに行うことが、空間を綺麗に保つコツです。調理や片付けをした後は、簡単にでも良いので毎回お手入れを行うようにしましょう。

 

収納スペースが少ない

アイランドキッチンは収納スペースの確保が難しいという特徴があります。
壁が無いという特徴があるため、通常のキッチンに比べると食器棚やパントリーなどを設置しづらいという問題点があります。
アイランドキッチンにリノベーションした後で「ものが入りきらない…！」ということにならないよう、事前に「何をどの場所にしまっておくか」を考えた上でリノベーションを検討することが大切です。

 

おわりに

本記事では、キッチンの種類についてと、キッチンを選ぶポイントをご紹介しました。
特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、アイランドキッチンがおすすめです。
ぜひキッチンを選ぶ際の参考にしてください。

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