中古マンションをリノベーションするメリットとデメリットを徹底解説
2021.09.24リノベーション「中古マンションをリノベーションするメリットとデメリットについて知りたい。」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
大きな買い物をする際には、メリットとデメリットを押さえておきたいですよね。
そこで今回は、中古マンションをリノベーションするメリットとデメリットについて紹介します。
中古マンションをリノベーションする5つのメリット
中古マンションをリノベーションするメリットは、主に5つあります。
・物件が豊富なこと
・自由に設計とデザインができること
・資産価値が下がりにくいこと
・周囲の環境を前もってチェックできること
・環境に対する負荷が小さいこと
物件が豊富なこと
中古マンションは物件数が豊富です。
駅前の土地は基本的に埋まっており、駅に近い新築マンションを購入するのは難しいです。
その点、中古マンションを購入してリノベーションをする場合、駅に近い物件の購入も選択肢に入るため、幅が広がります。
また、立地条件が良いと、将来的に売却する際にも処分しやすい利点もあります。
自由に設計とデザインできること
中古マンションは決まった範囲であれば、自分好みに自由に設計できます。
例えば、独身または夫婦で暮らしている場合、駅前に好みの物件を見つけたとしても、それが3LDKであれば、部屋数が多く余分ですよね。
そうなると他の物件を探す場合があります。
また、既存のマンションでは無難な内装がほとんどです。
その点、中古マンションを購入してリノベーションをすると、壁や設備を取り除いて、間取りを変更できます。
壁や床の素材まで自分たちで選べます。
独身の場合広いワンルーム、夫婦の場合2LDKにリノベーションをするなど、生活様式に合わせて間取りを変更できるので、これは大きなメリットでしょう。
お子様がいるご家族の場合は、床の段差を極力無くして安全面に気をつけてみてはいかがでしょうか。
さらに、ベビーカーや自転車などを置けるように玄関のスペースを広くすれば、快適な住まいになります。
このように、アイデア次第で自由に家づくりできるのは、リノベーションの最大のメリットです。
資産価値が下がりにくいこと
中古マンションをリノベーションすることで資産価値の下落予防になります。
新築から15年が経つと、物件の値段が下がりにくくなります。
そのため、価格が下がりにくい中古マンションを購入してリノベーションすると、物件の価値を長くできることにつながります。
周囲の環境を前もってチェックできること
中古マンションを購入前に周囲の環境を事前に確認することもできます。
住宅を購入する際には、ご近所についての不安がある方は多いのではないでしょうか。
例えば、近所に気難しい方が住んでおり、住宅を購入した後に引っ越そうと思っても、費用面を気にして、別の場所に移り住むことが難しい場合がありますよね。
しかし、中古マンションを購入してリノベーションをする場合、前もって周辺の環境をチェックできるので、ご近所トラブルに対する不安は減ると言えるでしょう。
環境に対する負荷が小さいこと
中古マンションを買ってリノベーションを行う場合、新築住宅よりも環境に対する負担を小さく抑えられ、地球に優しくなります。
工事で発生する廃棄物の量も少なくなります。
そのため、中古マンションのリノベーションは、環境保全に対して関心を持っている方にもおすすめできます。
中古マンションをリノベーションするデメリット
中古マンションをリノベーションするメリットを紹介しましたが、デメリットもあります。
・間取りの変更ができない場合があること
・手間と時間がかかること
・追加の補修費用がかかる可能性があること
・住み始めるまでに時間がかかること
間取りの変更ができない場合があること
建物の構造および規約による制限がある場合、希望するリノベーションができないことがあり得るということです。
例えば、基礎や柱は大幅に変えられないので、どうしてもこのような箇所を変えたい場合は、取り壊して新築を建てる必要があります。
それでは元も子もないため、住宅選びの段階から「希望する間取りを実現できそうかどうか」という点を重視してチェックすることが大切です。
また、サッシや玄関ドアは共用部分にあたるため交換できません。
連続する2室を持っている場合でも、その2つの部屋の境目となる壁は共用部分なので壊せず、つなげられないでしょう。
このように、中古マンションを購入してリノベーションする場合、間取りを変更できない場合があります。
手間と時間がかかること
中古マンションのリノベーションには大変な手間と時間がかかります。
リノベーションするにあたって、まずは自分の要望に応えてくれそうなリノベーション会社を探しましょう。
その際には、じっくりと時間をかけて、依頼する会社の比較をしてください。
また、施工前、施工中はリノベーション会社と何度も打ち合わせします。
時間をかけたくない人によっては、この手間をデメリットに感じるでしょう。
ただ、「マイホームを手に入れるための過程だ」と割り切れば、理想に近づいた家づくりができるかもしれません。
追加の補修費用がかかる可能性があること
物件は現地調査の段階である程度予測はつけるものの、実際に解体をしてみないとわからないことがあります。
想定外の事態が起こった際には、当初のリノベーション見積もりの金額に加えて、追加の補修費用がかかる可能性があることが挙げられます。
例えば、中古マンションで見落としがちな排水管です。
マンションによって定期的に大規模修繕工事が行なわれていますが、周期や環境によっては劣化が進んでおり補修費用が発生する可能性があります。
住み始めるまでに時間がかかること
これは、購入後にリノベーションをする必要があるからです。
工事期間を考慮すると住み始めるまでの期間が長くなります。
中古マンションをリノベーションする場合は、中古物件を購入後すぐにお引き渡しにはならず、設計や施工過程を経て物件をリノベーションした後にお引き渡しとなります。
そのため、良いなと思ってもすぐには住めません。
工事の内容によっても変わりますが、一般的に物件を購入してから引渡しまでにかかる期間はおよそ3か月から6か月ほどでしょう。
現在、賃貸で暮らしている場合はすぐに引っ越せないため、工事期間中は家賃がかかることになります。
しかし、注文住宅を建てる場合は1年以上かかることが多いため、それと比較すると、リノベーションは期間が短い方だといえるかもしれません。
関連記事:リノベーションにかかる期間
中古マンションでリノベーションできる箇所
中古マンションでリノベーションできる箇所を紹介します。
その箇所としては様々ですが、例として以下のようなものが挙げられます。
・小さい部屋を1つにし、広いリビングルームにする
・脱衣所を広げる
・独立キッチンとダイニングをつなげる
・トイレやキッチン、浴室の場所を変える
このような箇所などが、リノベーションできる箇所として挙げられます。
他にも、リノベーションできる箇所があるので、もっと具体的に知りたい方は、スクールバスへお問い合わせください。
中古住宅リノベーションをする際の注意点とは?
中古住宅を購入してリノベーションをする際には、様々な不安や悩みがあると思います。
そこで、それらの不安を少しでも取り除くために、注意しておきたいポイントについてご紹介します。
物件の現状
1つ目は、物件の現状です。
中古物件の中には、見た目は綺麗で新しくても、壁紙の下にカビが生えていたり、柱にヒビが入っていたりすることもあります。
そのような場合は、それらを修繕するために費用が掛かるため想定していたよりも、費用の負担が大きくなってしまうでしょう。
そのため、物件を購入する前に住宅の診断を行ってもらい、物件に不具合がないか確認しておきましょう。
価格で判断しないこと
2つ目は、価格だけで決めないことです。
業者を選ぶ際に気を付けてほしいことは、価格だけで決めないことです。
その理由は、業者を価格だけで選択してしまうと、技術力の低い業者を選んでしまったり、悪質な業者を選んでしまったりする危険性があるからです。
もしそれらの業者を選んでしまうと余計に費用がかかってしまう可能性もあるため注意しておきましょう。
おわりに
今回は、中古マンションをリノベーションするメリットとデメリットについて紹介しました。
中古マンションとリノベーションの併用の最大の魅力はその自由度でしょう。
近年、中古住宅リノベーションは人気が高まって起きており、国も後押しをしてます。
ぜひ自分好みのマンションを設計してみてはいかがでしょうか。
中古マンションのリノベーションをお考えの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
当社は中古マンションや中古住宅のリノベーションに関するご相談を承っているので、お気軽にご相談ください。
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