リノベーションで「小上がり」を作るメリットや注意点について
2024.03.16リノベーション
部屋の一角に作られた一段上がったスペースのことを「小上がり」と言います。
この「小上がり」を作ることで、より魅力的な空間に早変わりすることをご存知でしょうか?
本記事では、リノベーションで「小上がり」を作るメリットや注意点についてご紹介していきます。
【リノベーション】「小上がり」を作るメリット
リノベーションで「小上がり」を作るメリットをいくつかご紹介します。
収納を増やすことができる
小上がりの段差部分を収納にすることで、室内にある収納スペースを増やすことができます。
新しく収納場所を作る必要もなく人目にも付きにくい場所にあるため、元々収納スペースが少ないという場合でも部屋を広く見せることができます。
収納方法としては引き出し式・小上がりの天面部分がスライド式になっているものなど、さまざまなものがあります。
収納する物の種類やサイズ感によって選ぶようにしましょう。
空間を区切れば部屋の用途を増やすことができる
小上がりは部屋の空間を自然に区切ることができ、これにより部屋の用途を増やすことができます。
床面の高さ・素材に変化をつけることで部屋に「区切り」が生まれ、部屋の広さはそのままに新しい空間を作り出すことができます。
小上がりの周辺にカーテンを取りつけると、個室として使用することも可能です。
アレンジ次第で部屋の用途が広がり、お洒落な空間にすることができます。
リラックススペースや仮眠スペースとしても!
畳・カーペットを敷いたり、ソファや仮設ベッドを置いたりすることで、リラックススペースや仮眠スペースを作ることもできます。
「普段家族が歩いているフローリングの上で寝転がるのは抵抗がある…」という場合、一段高い位置にこのような小上がりを作ることでリラックススペース・仮眠スペースとして休憩場所が誕生します。
ちょっとした休憩場所・子どものお昼寝スペースとして使う方法もおすすめです。
【リノベーション】「小上がり」を作る際の注意点
リノベーションで「小上がり」を作る際の注意点をご紹介します。
天井が低くなり圧迫感が出やすい
リノベーションで小上がりを作ることで床面が高くなるので、必然的に天井が低くなり圧迫感が出てしまうことも。
身長のある人は頭をぶつけてしまいそうになるかもしれません。
マンションでのリノベーションを行う場合、上階との関係があるため天井の高さには制限がかけられています。
そのため、天井までのスペースに十分な空間がとれなくなってしまうことがあります。
小上がりに家具家電類を設置するという場合、サイズ・高さにも制限がかかってしまうため、マンションでのリノベーションで小上がりを作る際には注意が必要です。
部屋が狭く見えやすくなる
天井の高さに加えて、元々の部屋の広さや小上がりを作る場所によっては部屋全体が狭く見えやすくなってしまうこともあります。
何も設置していない状態では広く見えていたとしても、テーブル・ソファ・タンスなどの大型家具を設置すると予想以上に狭く感じられてしまうことも。
不安な場合は設計段階でリノベーション会社に相談し、家具を置いても問題は無いかを確認してもらうようにしましょう。
おわりに
本記事では、リノベーションで「小上がり」を作るメリットや注意点についてご紹介しました。
小上がりは、既存の空間を効果的に活用できる魅力をもっています。
リラックスできるスペースや客室として新しい空間を作り出すことができます。
マンションなど部屋の面積に制限があるという場合、小上がりの段を使って空間を区切り、新しいスペースを生み出してみてはいかがでしょうか?
最新記事 by SCHOOL BUSリノベーションジャーナル編集部 (全て見る)
- 【2024】目黒区のリノベーション補助金・助成金制度につい - 2024年10月26日
- 理想の住まいを迅速に実現!ワンストップリノベーション - 2024年10月26日
- 【2024年版】中古マンションのおしゃれなリノベーション22選 - 2024年10月25日
- リノベーションで小さなスペース「ヌック」を作ろう! - 2024年9月18日
- ワンストップリノベーションの近年の傾向と業界トレンドについて - 2024年9月17日