マンションリノベーションで防音対策は可能?方法や注意点をご紹介
2024.01.11リノベーション
「マンションの防音を強化したい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
本記事ではマンションリノベーションで防音対策は可能なのか、その方法や注意点についてご紹介していきます。
【マンションリノベーション】防音対策の方法
マンションリノベーションとして防音対策の方法をいくつかご紹介します。
壁の防音リノベーション
マンションで壁の防音リノベーションを行う際は、壁の内側に防音材を入れるようにします。
防音材の種類としては、音を吸い込んで小さくする「吸音材」、音を跳ね返す「遮音材」、音による振動をほかの部屋に伝えない「防振材」の3つがあります。
壁全体のリノベーションが難しいという場合、換気口だけでも防音対策を行うことで、室内からの音漏れを防ぐことができます。
窓の防音リノベーション
マンションで窓の防音リノベーションを行う場合、「二重窓にする」「複層ガラスにする」という方法があります。
二重窓とは、現在の窓の内側部分にもう一枚窓を設置して二重構造にすることです。
外窓・内窓の空間がクッションとなり、音を遮断する効果があるのです。
複層ガラスの例としては「防音ガラス」が挙げられます。
二重窓と防音ガラスを併用することで、防音効果をグッと高めることができます。
床の防音リノベーション
マンションで床の防音リノベーションを行う場合、防音機能のある床材に張り替えるのが良いでしょう。
ほかには遮音マットを床材の下に敷いたり、吸音性の高い素材を敷き詰めたりする方法もあります。
ただ、マンションでは事前に床の張り替えが行えるかどうか確認しておく必要があります。
マンションによっては床がカーペットや畳になっているところもあるのですが、この場合、フローリングへの張り替えに規定が設けられていてリノベーションが禁止されていることも。
これは、「カーペットや畳の方がフローリングよりも音が響きづらいから」という理由であることも多いです。
中にはマンションの管理組合で、フローリングの遮断規定が設けられていることもあります。
このような場合、事前に管理組合に申し出を行い、規定を満たしたフローリングを使用しなければなりません。
加えて、隣部屋や下の階の住民に許可を得なければならない場合もあります。
マンションの管理規約を事前に確認しておき、ルール・規定に沿ったリノベーションを行いましょう。
マンションリノベーションの注意点
マンションリノベーションの注意点をご紹介します。
リノベーションの工事期間をチェックしておく
リノベーションの工事期間は必ずチェックしておきましょう。
リノベーション工事中の仮住まいを探さなければならず、その引っ越し費用や家賃も必要になるためです。
工事の流れとともに、完工予定日についてもリノベーション会社に確認しておきましょう。
1社に絞らず複数の会社から見積もりをとる
リノベーション会社を決定する際には1社に絞って決定するのではなく、なるべく複数の会社から見積もりをとるようにしてください。
その際、見積もりの費用に対して、具体的にどれほどの効果が得られるのかをきちんと説明できる会社を選ぶようにすると良いでしょう。
加えて効果の根拠を明確な数値などで説明できると、なお安心だと言えます。
保証サービスの有無や内容を確認
アフターケアが疎かになっているリノベーション会社はトラブルに発展する可能性があります。
「工事後に保証サービスがあるのか」「保証内容は一体どのようなものか」をきちんと確認しておきましょう。
おわりに
本記事ではマンションリノベーションで防音対策は可能なのか、その方法や注意点についてご紹介しました。
マンションリノベーションでの防音対策方法はさまざまです。
防音したい目的・音の種類にあわせて適切なリノベーションを行うようにしてくださいね。
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