中古マンションを買ってリノベーションを考えている方へ!中古マンションの頭金を紹介します!
2020.12.31リノベーション中古マンションを購入後リノベーション工事をして住みたいと考えている方も少なくないのでしょうか。
マイホーム購入時に問題になるのが資金に関する問題です。
ここでは中古マンションを購入する際に必要な頭金などの自己資金について紹介します。
中古マンション購入で必要な自己資金とは
中古マンションと言えどもマイホームの購入は人生の中でも数少ない大きな買い物です。
多くの方は住宅ローンを利用するのではないでしょうか。
住宅ローンを利用すれば今すぐ資金が用意できなくても、マイホームを購入できます。
しかし中古マンション購入の際には自分で用意する自己資金が必要なことをご存じでしょうか。
ここでは自己資金には何があるのかを3つ紹介します。
頭金
頭金はマイホーム購入の費用のうち住宅ローンではなく自分で支払うお金のことです。
頭金の額は自分で設定できるので、今資金がないからと言って焦る必要はありません。
一般的な頭金の金額は、購入した額の10パーセント程度と言われています。
手付金
手付金とは、契約の際に売り手に預けるお金を指します。
中古マンション購入の契約から引き渡しまでには数か月ほど時間がかかるでしょう。
手付金はその期間の保険とも言えます。
手付金は売買が決定してから引き渡しまでに、買い手キャンセルしたいという場合のキャンセル料です。
一方で、売り手がキャンセルしたい場合は、買い手から預かっている手付金の倍の額を買い手に渡す必要があります。
何事もなく契約が進む場合は、預けた手付金は頭金としてマイホーム購入金額に組み込まれるでしょう。
諸費用
中古マンションを購入する際には、本体の料金のほかにも必要な費用があります。
例えば、契約時に必要な費用や、火災保険料、仲介手数料などが挙げられるでしょう。
諸費用はマイホーム購入金額の10~15パーセント程度です。
少し前までは、諸費用は住宅ローンを利用せずに支払う場合がほとんどでした。
しかし最近では諸費用にも住宅ローンが利用できるようになっています。
頭金は支払う方が良いのか
自己資金で支払うものとして大きいのが頭金ですが、どの程度の頭金を用意しておく必要があるのでしょうか。
ここでは頭金を入れる場合と入れない場合のメリットとデメリットを紹介します。
頭金を入れる場合のメリット・デメリット
メリット
1つ目のメリットは毎月の返済額が少なくなる点です。
毎月の固定の出費が減るのは嬉しいですよね。
2つ目のメリットは返済期間を短くできる点です。
3つ目のメリットは住宅ローンの審査に通りやすくなる点です。
はじめに頭金が払える人の方が、お金を貸す側としては安心感があるでしょう。
デメリット
デメリットは手元の貯金が減る点です。
本体価格が高額なので頭金と言っても大きな額になるので負担に感じる方も多いでしょう。
頭金を入れない場合のメリット・デメリット
メリット
1つ目のメリットは住みたいと思った物件をすぐに購入できる点です。
特に人気のエリアなど条件が良いと、すぐに誰かに購入されます。
欲しいと思った瞬間に購入を決断できるのは大きなメリットでしょう。
2つ目のメリットは住宅購入時に貯金が減らない点です。
そのほかの必要なことにお金を回せるでしょう。
デメリット
デメリットは借り入れ利子が高くなる場合がある点です。
お金を貸す金融機関からすると、頭金なしで物件購入金額の全額に住宅ローンを当てる人にお金を貸すことはリスクがあると言えるでしょう。
そのため、利子が高額になる場合があります。
自己資金の相場はどれくらい?
ここまで自己資金と特に頭金の有無によるメリットとデメリットについて紹介しましたが、実際自己資金を利用する人はどれくらいなのでしょうか。
自己資金額はいくらなのかを紹介します。
国土交通省のデータでは、中古マンションの購入額の平均は2300万円程度と言われています。
この中でも住宅ローンを利用するのではなく自己資金で賄った金額の合計は平均して1200万円です。
データを見るとマイホーム購入金額の半分程度を自己資金でまかなっていると言えるでしょう。
特に20代や30代の方で、自己資金をそんなに用意できないと感じ方かもいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、このデータは20代から60代という幅広い年齢層の方に対して行った調査によるものです。
当然年齢が上がるにつれて貯金額が大きいと言えるので、20代でマイホーム購入金額の半分も自己資金で賄えないと思った方も心配する必要はありません。
実際に20代や30代の若者層の自己資金額は購入金額の30パーセント程度と言われています。
自己資金の割合は自分で変えられるので、自分の合った割合を設定することをおすすめします。
おわりに
今回は、中古マンションの購入時に必要な頭金について紹介しました。
頭金を含む自己資金額は自分で設定できるので、現在の状況と将来を踏まえて決めることをおすすめします。
中古マンションの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
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