American motelのようなミッドセンチュリー空間

コンセプト

関西から転勤のタイミングで茅ヶ崎に移住されたM様。
サーフィンがご趣味のため、生活圏内は変えず住み慣れたエリアでの中古マンション購入を検討され、築27年のマンションをご購入。スクールバスをパートナーに決めていただき、リノベーションをスタート。

イメージされていたのは、「昔のホテルのような内装」や「ミッドセンチュリーな雰囲気」のある住まい。
施主様の希望で、白基調の壁・チークの床・パーツに真鍮を採用。

間取りは生活動線と風通しの良さを考え、各部屋へのアクセスがしやすく、回遊できるようにレイアウト。
元々洋室だった場所をWICと土間に。窓を玄関に取り入れたことで、自然光の明るさが確保されたエントランス部分。
風通しの良さを考慮し広く見直した廊下はサーフハウス感の漂う壁面がさりげないこだわり。まっすぐ進んだ先には、色味・艶感まで考え抜かれた、造作のリビングドアが構えます。扉を開けると、日の光が心地の良い開放的なLDK空間へ。

廊下からLDK部分の床は、チーク無垢フローリングで統一。ダイニングの壁面には、フローリングをべースにクリーム色のタイルを採用。「懐かしさを感じられるサーフハウス」をイメージし塗装色もクリーム色をチョイス。
お家の主役となり、最大のこだわりでもあるキッチンの腰壁も造作。モールの造りはディティールにまでこだわり、職人の技が光る仕上がりになりました。
カップボードには既製品のものを使用するも、取っ手・扉をカスタマイズ。腰壁との相性が良くなり、こだわりが活きるポイントに。また、キッチンの一部にグリーンのタイルをご提案。部分的にカラーを入れることで、ナチュラルすぎず、明るくヘルシーな雰囲気になりました。

寝室・水回りの内装は、「アメリカの映画に出てくるような古いmotel」がテーマ。
寝室から水回りスペースを繋げ、ホテルの間取りを意識したレイアウトに。
洗面の天板には、清掃性・デザイン性ともに優れたクウォーツストーンを採用。

照明などの細かいパーツもインテリアとしてこだわって選定することで、ムードのあるまさに「ミッドセンチュリー」な空間になりました。