目の前に公園があって駅近、緑が多くて便利な環境を気に入って購入された築40年を超える中古マンション。
以前はオフィスとして使われてたことが予想される広いホールと事務スペース、部屋の中央には給湯室的にキッチンがあるというちょっと変わった間取り。
一度スケルトンにし、ご夫婦の希望を反映しながら間取りを再構築していきました。
LDKのメインとなるのは、足場板でラフに仕上げつつ、ウッドパネルで囲ってクラシックな印象もプラスしたキッチン。
有名な建築家の自邸に憧れ再現した、凸凹のあるえんじ色の壁は質感にインパクトを出し、シンボリックで個性的に。
壁は全て、オリジナルで調合したカラーの珪藻土仕上げ。塗ムラをあえて魅せて、荒っぽい壁の仕上がりに合うよう床は足場板を採用。
素材や色、塗り方の工夫で、空間全体が単調にならないよう工夫をプラス。
LDKに面する北側の公園の眺望が良く、ゆったりと眺めながら過ごせる広々としたリビング空間を実現しました。
洗面化粧台はLDKのすぐ外に設置。
ステンレスのシンクに足元から天井まで3面に張った青鈍色のタイルが個性的なNYスタイルデザインに。
玄関を縦に広げたいというご要望もいただいていたので、土間を広げて収納スペースを配置。
自転車やスケボーが置けて、スニーカーもラックにすっきり。
モルタルの上に並ぶ足場板は飛び石をイメージして配置し、渡ってお風呂に行けるような工夫を。
キッチンやダイニング、ワークスペースのペンダントランプをはじめ、キッチンの背面や洗面化粧台、玄関に設置されたブラケットなど照明のほとんどをOさま自身でセレクト。
お手持ちのアンティークの建具もリメイクして採用するなど、お気に入りの部材を支給していただき、好みを追求したリノベーションです。
京都市 N様邸
大阪府吹田市 N様邸
大阪市 S様邸
京都府京都市 N様邸