様々な素材が引き立て合う、ポートランドダイナースタイル

コンセプト

元々のお住まいが手狭になり、住み替えで2度目の中古マンション購入・リノベーションを検討されていたH様。
ご夫婦共にアメリカンテイストがお好みである点、さらに持ち家の売却も含めてワンストップで進められる点から、スクールバスでの中古マンションリノベーションをご決定。
お住まいのエリアは変えずに以前よりも広く築32年、92平米の物件をご購入。

希望されたのは、H様がお好きなハンバーガーショップのようなLDK空間。
『PORTLAND DINER STYLE』をテーマに、前回のリノベーションでは予算の都合で実現できずにおられた造作家具をはじめ、細部にまでこだわり抜いてプランニング。

和室だったスペースをLDKに取り入れ、壁で囲われていたキッチンをオープンにすることで、LDK＋ワークスペースを広々と確保。キッチンは回遊性を重視し、変形した2型で構成しました。
玄関に近いお部屋は、エントランスとクローゼットにレイアウトし直し、ウェア類の収納スペースをまとめて配置。
棚板の設置など収納量の多さも重視し、実用性や効率性も配慮された住空間に。

デザイン面ではタイル・ガラスブロック・リノリウムなど様々な素材を使用しつつもそれぞれが引き立て合えるようバランスを意識。
LDK部分は、ポートランドダイナーを彷彿とさせる内装に。
キッチンの木部にはオレンジ味のある木材を選び、床にはグリーンのフロアタイルを使用。
お家の顔となるダイニングテーブルや本棚は、施主様ご念願の造作家具を採用。
本棚は、ハンバーガーショップの内装を参考にしてデザインし、ラーチ合板でラフな仕上がりに。
海外ビンテージの照明も施主様のこだわりポイントのひとつです。

収納法・カラーリング・素材など様々な角度からアプローチによって、まるでショップのようなオリジナリティあふれるお家に生まれ変わりました。