完璧に仕上げずラフで自由な空気感を残すブルックリンのリノベーション。
もともと工場があったブルックリン地区では、若いアーティストたちが本物のインダストリアルなインテリアアイテムを拾ったり譲り受けたりして自分たちの住む空間に再利用。
そして、DIYで手を加えながら独自の「ゆるかっこいい」空間を作っていきました。
新たに我が家を造り上げていかれるN様ご家族は、80㎡を超える広さをもつ場所を「っぽい(-ish)」ではなく本場さながらを感じられる空間を希望されていました。
まず目をひくのは玄関からリビングへつながる廊下のブリックタイル、ラフに自由に埋め込まれた目地と合わせたオークの床材との融合がポイントに。
N様ご夫婦がお気に入りなポイントのひとつであるキッチンまわりでは、
メーカーであるハンセムにて框などのデザイン指定をして作った腰壁に使い勝手がよいと好評だった動線も加わり
見た目と使い心地の両面で満足のいく仕上がりになりました。
躯体の天井に走る吐出配管とシルバーのダクト、ラインの細さにこだわったアイアンの窓枠、
モルタルで仕上げた洗面台と足場板の棚、子ども部屋へと繋がるリビングに並ぶ可愛らしいふたつの黒扉など
インダストリアルとラフな空気感がブルックリン本場の暮らしを思わせるリノベーションになりました。
京都市 N様邸
大阪府吹田市 N様邸
大阪市 S様邸
京都府京都市 N様邸