大阪府にてご自宅マンションをリノベーション。
特徴はリノベーションにおいて間取りを決める際にとても重要になるPS(パイプスペース)がマンションの箱の中に存在しなかったこと、これによって床下での配管ができるようになり、大胆な間取り変更の提案が可能に。
間取りの打合せでは「パブリックとプライベートの空間わけ」をテーマに話を進めていくことに。
理由はご自宅でピアノを教えられているということで人の出入りが多いのにも関わらずこれまで空間分けされていなかったから。
そこで今回のリノベーションでは、入口からの動線も意識、空間わけをするとともに、
生徒さんが来られた時に手洗いが出来るよう玄関に手洗いを設置、さらに荷物置いたりできるようエントランスを開放的な空間へ。
プライベート空間では帰ってからWIC~洗面~キッチンパントリーへスムーズにいくことのできる流れるような動線を意識。
様子を見守ることのできるようお子様のスペースやご主人様の書斎をリビングと一体化させました。
デザインとしては奥様が好みの北欧の雰囲気に合わせ、
明るいウッドカラーに白いタイルや無機質なモルタルのグレーとくすみカラーを合わせる空間カラーの提案をさせていただくことに。
かわいらしい色味の中にもオールステンレスのキッチンやモルタル、造作窓にアイアンを使用するなど素材感をプラスしました。
特にこだわったのはすべて造作で仕上げたキッチンのカップボード、
バランスをとるために建具の扉と扉枠の色味を異なるものを選択して巾木にあえて木製のものを使ったこと。
間取りの可変性の大きさを活かした北欧の空気感漂うリノベーションが完成しました。
京都市 N様邸
大阪府吹田市 N様邸
大阪市 S様邸
京都府京都市 N様邸